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2013.03/25(Mon)

20130325 へうげた人生を送りたい 

アニメ版『へうげもの』の再放送見てましたが、最終回面白かったなぁ。
原作知らないうえにアニメも最後のほうだけしか見れませんでしたが、毎週引きこまれてました。
侘び数寄を究め広めるために命を懸け、最期の瞬間まで生き様を貫く。
心動かされるものがあります。

最終回を見る数時間前にたまたま、録画しておいた「100分で名著 夜と霧」を見ていました。
古今東西の名著について専門家の解説を聞くという番組で、伊集院光がラジオで宣伝していたのでなんの気なしに見てみたのですが。
ナチスドイツのアウシュビッツ収容所に収容された過酷な経験をもとに書かれたヴィクトール・フランクルの『夜と霧』の中で、フランクルは人が生きる意味を支える三つの重要な価値があると説いたそうです。
それは、「創造価値」「体験価値」「態度価値」。
創造価値とは、何かを作り出すこと。
芸術作品や科学技術を生み出すことはもちろん、仕事によって誰かの役に立ち、誰かの喜びを生み出すこと。
そこに人が生きる意味がある。
体験価値とは、それそのものが人間に深い感銘と幸福を与えるような体験のこと。
大自然の美しさに胸を打たれる経験や、愛を知り幸福に包まれた時間を過ごすこと。
そうした思い出が、辛い中でも生きていこうとする意志を支えてくれる。
このような内容が番組の中で解説されていました。
創造価値と体験価値については、私もとても共感できたのですが、いまいちぴんとこなかったのが、最後の態度価値について。
番組内で示された例として、収容所で病気にかかり死を目前にした若い女性が、過酷な環境と運命の中でそれを呪うことなく、こんな状況だからこそ自分が今まだ生きていることを本当に心の底からありがたく思える、というようなことを語った話が紹介されていましたが。
解説役の教授も「人間は死を目前にしてもその状況に対してある態度をとることができる、その態度が人生を最後まで意味あるものに変えることができる」というような、なんかふわっとした説明してて、こればっかりは具体的にどうこうとはなかなか言いづらいものなんだろうなーと、首を傾げながら聞いてました。
伊集院光は収容所の女性の例を聞いて、「悟りや覚悟のようなものだろうか」と言っていましたが。
もうあと数時間で自分が死んでしまうという状況で、残りの人生に意味と価値を見出す悟りや覚悟を表すような態度……
うーん。
それは一体どないなもんやねん。

と思っていたところでの、へうげもの最終回の利休宗匠の切腹シーンですよ。
己の死に様まで、人生を懸けて追い求めた美学の発露の場とする、その精神、その態度。
これか!
武士道や茶道という概念があるとおり、日本には古来から人生を通じて何かを追い求める精神性があり、それこそがまさに死そのものすらを人生に飾る華とする「態度」、生きる意味を生み出す力なのだろうか。
そんなことを思ったりしたのでした。

誰にでもできるということではないですけれどもね。
だからこそ尊く美しく憧れてしまうんだろうなぁ。

あとへうげものアニメ、OPのEbi sukuiがすごい好きです。
何の気なしに見始めてこの曲が鳴り始めた瞬間に一気に引きこまれた。
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